イィヴィ平野について
Mo`olelo `I`iwi Hilano
【ハンドルネームについて】
最初に買ったウクレレが`I`iwiだったので、このようなハンドルネームにしました。
和名 : イィヴィ平野
学名 : 無し
英名 : Ryuichi "Iiwi" Hirano
ハワイ名 : Liuiki `I`iwi Hilano
科目名 : アキハバラ目オタク科
最近は「平野さん」より「イィヴィさん」と言われることが多いです。
イィヴィと書くのが面倒で「いーびさん」と書く人も居ます。(笑)
オーディオ、ラジコン、パソコン、アニメが好きなアキバ系オタクで、
メインの趣味はオーディオだったりします。
ハワイ音楽歴は2007年現在で4年程度ですが、アキバ歴は30年です。
【ハワイ音楽との出会い】
ハワイ音楽(特にトラディショナル・フラソング)に憧れてウクレレを始めたのが2003年の夏。
でも幼稚園の頃からハワイ音楽は聴いていました。
「世界の音楽」みたいなレコードが家にあって、それをかけていたんです。
レコードには歌は入っていなくて、殆どがスティールギターがメロディを弾いていました。
そのイメージが強かったので真珠貝の歌の歌付きを聴いたとき「えー!全然イメージと違う!」と思いました。
35年経っても旋律をハッキリ覚えているくらいにスティールの音は子供心に印象的だったんでしょうね。
母は数年前からフラをやっていて、我が家にはフラソングがいつも流れていました。
当時は、心地よい音楽だなとは思っていましたが、それ以上に自分が何かやりたいとか思うことは全くありませんでした。
でも、いつもハワイ音楽に自然と浸っていたのは、影響として大きいですよね...
母は若い頃(結婚する前)に数ヶ月だけウクレレをやっていて、そのウクレレが押し入れにしまってあったんです。
2003年7月にハワイ関連の番組があって、音楽がとても良くて...。
そのウクレレを私が引っ張り出してポロンポロンと親指で弾いたのが全ての始まりです。
因みに「ウクレレ大図鑑」NUA海レレ遠足の写真の中に僕の母が写ってます。(^^;
母もCDとかテープとか持ってますが、私も買うようになりました。
僕が好きな歌手は...
Haunani Kahalewaiです。音域の広さに驚きました。CDも何枚か買いました。
そしてデニス・パヴァオさんですね。彼の音域の広さも凄いです。
優しく深く低い声から、水平線に向かってスーッと飛んでいくようなファルセット...。
あと歌手の名前はわからないのですが夢紀行オアフ島編のAlekokiやMakee Ailanaを歌ってる人。大好きです。
あのバチャンバチャンというウクレレの音とファルセットがピッタリ合ってます。
ウクレレを始めた頃はソロにも少し興味がありましたが..
あのCDを聴いてからですね、ウクレレの音はコロンじゃなくてバチャンだと確信して、フラソング&伴奏志向になったのは。
【僕にとってのフラソング】
フラの動きひとつひとつには意味があるらしいです。
フラを踊る人は、歌詞や歌詞の中に含まれている深い意味を理解しています。
では、フラソングを歌いたい僕は...
僕も出来るだけ歌詞を理解してから歌おうと心がけています。
独学でウクレレやフラソングの練習をする僕の場合、本当の正しい意味を知るのは大変困難です。
殆どのフラソングの本には日本語訳が書いてありますが、自分で訳しなおすこともあります。
歌詞の訳が全く無いものに関しては、自分で調べるしかありません。
ハワイ語の辞書を購入して言葉を調べて、おおまかな訳詞を書いたりしています。
大変といえば大変なのですが、これが結構楽しです。
どんな内容の歌だかわからないのにカタカナを並べたように歌うだけってのは一寸寂しいですよね。
歌詞を知ると、よりいっそう歌に気持ちを込められると思っています。
..そんなことの前に発声練習やウクレレの練習をやれよと批評されそうですけどね(^^;
まぁ、好き勝手に楽しくやってます。
【空耳コード】
僕は耳コピーが下手なので、ウクレレで変なコードを割り当てます。
合っていそうに聴こえて、実はとんでもなく間違っているコード。
しかも僕は殆どのコード名を知らないので指の位置だけでしか言えません。
僕はそれを「空耳コード」と勝手に名づけてます。(笑)
意図的に全然違うコードを割り当てるときも有ります。
【楽譜が殆ど読めません】
何を隠そう、私は楽譜を殆ど読むことができません。音符が沢山並んでいるとパニックになってしまいます。
ですから当然のことながらタブ譜は全滅モード。きっと私はダンレボは絶対クリアできないと思います。(笑)
【新しい音楽はとても苦手なんです】
最初の頃はNa Palapalaiとか好きでCDを買って聴いていたんですが、長く聴いていると物凄〜く疲れるんですよね。
なんというか..ギターがジャカジャカと煩いんです。
昨今のハワイ音楽はギターとベースが基本編成で、アレンジも現代的。
Raiateaちゃんも良いと思うんですが、どうもしっくりと来ないんです。
新しいものを拒んだら進歩は無いってのも解るんですが、世の中で1人くらいは退化したっていいんじゃない?
そんな気持ちで自分流にハワイ音楽を楽しんでいます。
【なぜスティールギターなの?】
「好きだから」という単純な理由なんです。
子供の頃に聴いたスティールギターの音色が強く印象に残ってます。
イィヴィという鳥について
Mo`olelo Manu `I`iwi
和名 : ベニハワイミツスイ
学名 : Vestiaria coccinea
英名 : Iiwi
ハワイ名 : `I`iwi
科目名 : スズメ目 スズメ亜目 スズメ小目 スズメ上科 アトリ科 アトリ亜科 ハワイミツスイ族
(C)David Cahlander "Birds of the World"
赤いミツスイドリです。
好きな食べ物はレフアの蜜です。
国際自然保護連合のレッドデータブックで「準絶滅危惧種(NT = Near Threatened)」に指定され、保護されています。勝手に捕まえてはいけません。
似たような鳥にアパパネが居ます。
イィヴィ;体は赤、尾は黒、羽は黒、羽の付け根に白、クチバシはオレンジで大きくカーブ、足はオレンジ
アパパネ;体は赤、尾は黒、羽は黒、クチバシは黒で小さくカーブ、足は黒、体の大きさはイィヴィより小さい
イィヴィは切手にもなってるんですよ。
このようにハワイにはイィヴィなどの可愛いミツスイドリが居ますね。
ミツスイドリに関してインターネットで調べたところ、
ハワイミツスイの祖先は遠く北アメリカのハウスフィンチ(スズメ目アトリ科ヒワ亜科マシコ属)らしいです。
350万年も前のことですから、たぶんハワイの神々に聞いても教えてくれないと思います。
最大で50種以上存在たらしいですね。人が入ったことによる乱獲・疫病等が原因(全部がそうじゃないと思うけど)で
今では30種を割っています。
全くの余談ですが...
ホノルルには
イィヴィ通りという道があります。
京都にiiwi
という子供服のお店があります
先日Iiwis on the treeというBLOGを見つけました。(^^;
ところでイィヴィ以外の鳥の話、
みなさんはオーオー鳥(Manu `O`o)を知ってますか?
ムネフサハワイミツスイという日本名が付いているようです。
この鳥も花の蜜を主食とするハニークリーパーです。
Manu `O`oという歌もありますから、ご存知の方も多いと思います。
`O`oは1934年に絶滅が確認されています。
CATCH THE EARTHというサイトに以下のことが書かれていました。
この小鳥たちの絶滅の原因は、4つ挙げられる。
1つめは、姿が美しく、こずえに止まって高い声でなく姿がとても目立ったこと。
2つめは、その美しい羽で作った羽飾りやケープを身につけることが流行し、西洋人達の土産物としても人気を集めたこと。
3つめは、開発によって彼らが好んだ高いこずえや、蜜を提供してくれる花が激減したこと。
4つめは、人間の移住と共に持ち込まれた家畜により、熱帯特有の伝染病が蔓延したこと。
彼らの絶滅の原因には、人が大きく関わっている。
特にケープの材料になる黒と黄色の羽を求めての乱獲が大きな原因だったと言われ、
その姿は1907年頃までに見られなくなった。
ハワイでは、ここ80年間で20種以上の鳥類が絶滅しており、
現在ハワイで普通に見られる鳥たちの多くは、人が持ち込んだ帰化鳥たちである。
(そういえば、1920年代帰化した鳥でノーザン・カーディナルというのが居て、ちょっとアパパネに似ているといううわさですよ)
他のサイトにハワイミツスイのことが書かれていたのですが...
ハワイに生息するハワイミツスイと呼ばれる鳥の絶滅した種・・・28種
現存のハワイミツスイ種のうち生き残れる可能性のある種・・・・3種
...なのだそうですよ。これは驚きですね。
これは、あくまで生き残れる「可能性」であって、「保証してくれるわけじゃない」んですよねー。
だいたい18種くらいが絶滅危惧種に指定されているそうです。
2004年の冬にこんなニュースがありました。
「鳥類の14%が絶滅 米大学が100年後予測」
なんでも、現在のペースで環境破壊が続くと、2100年までに世界に生息する鳥類のうち14%の種が絶滅すると
スタンフォード大学のグループが発表したそうなんですよ。
ハワイだけじゃなく地球規模で動物たちの絶滅が進んでいるんですね...。
これらの話はハワイ音楽と全く関係ありません。
でもハワイは好きですよね?
それにフラソングには多くの蜜吸鳥の名前が出てきます。
そりゃ勿論僕らには何も出来やしませんが、
知らん振りしてはいけない話題だなと思って書かせていただきました。