【Song of Old Hawaii】 涌井達雄 (Tatsuo Wakui) / 小林 潔 (Kiyoshi "Lion" Kobayashi) / Hiram Olsen
←ジャケットには私宛のサインが書かれています(^^;;

曲目:
01. Plologue
02. Keep Your Eyes on The Hands
03. Red Sails In The Sunset
04. Ka-Lu-A, song (from “Good Morning,Dearie”)
05. Sound of Wave and Steel Guitar
06. Moonlight and Shadows
07. In A Hawaiian Village
08. My Hawaiian Souvenir
09. My little grass shack in Kealakekua, Hawaii
10. The Palm Trees Sing Aloha
11. Somewhere In Hawaii
12. Sound of Wave and Steel Guitar
13. Flowers of Paradise
14. Song of Old Hawaii
15. Ku`u Pua I Paoakalani


ヴォーカルの涌井さんをフィーチャーし、ギターにはハイラム・オールセンが参加したアルバムです。

古いHapa Haole Song集ですが、いわゆる「ライオン流」に料理されていてして、スタンダード曲集のように纏まっています。
耳に馴染みやすいサウンドですが、1950年前後のOld Hawaiian Soundを求める人には一寸不向きかなぁと思いました。

Moonlight and Shadowsなどの曲は、まさに涌井さんの本領発揮だなーと感じました。
The Palm Trees Sing Alohaも素敵です。スティールの伴奏が大変素晴らしいです。 「カハナ・ベイの椰子の木々はAlohaと歌う。金色の夏の日、ハワイの風にそよぎながら...」とても甘く美しい歌詞です。 私たちの「楽園えの憧れ」を更に増してくれる曲です。私は元々この曲をとても好きなので、イチオシです。
そしてSomewhere in Hawaii。これも私の好きな曲です。 前奏や間奏でスティールギターがファファファファーンとバーニーのようなハーモニクスを聴かせてくれます。
Flower of Paradiseは少なくとも私の世代ではまず耳にしない曲と断言できましょう。私もEd Kenneyのレコードで知りました。 現在では大変珍しく貴重な作品ですので是非聴いてみてください。The Palm Trees Sing Alohaもそうですが、ライオン氏はマニアックな選曲をしたなぁと関心します。
Paoakananiは、ライオンさんらしいアレンジが効いています。エンディング部はまさにライオン節が炸裂です。(笑)


ライオン氏は涌井氏をAlfred Apakaを思わせると表現していましたが、涌井さんはソフトな歌い方なので、私はどちらかというとWilliam "Baba" Alimootに近い印象を受けました。 皆さんはどうお感じになったでしょうか?

録音は悪くはないのですが、私のオーディオシステムだと低音が強すぎに感じました。

CDはTrade Winds Musicで扱っています。


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